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経過観察レポート 一般社団法人EXPRESSION

公開日:2022年10月28日 最終更新日:2022年11月18日
 区は地域力応援基金助成事業の実施状況確認のため、活動見学に伺っています。
 助成事業をみなさまに広く知っていただくため、協働支援施設(micsおおた・こらぼ大森)職員が作成したレポートを「協働の広場」に掲載します。
 活動の参考や連携・協働のきっかけとしてご活用いただけますと幸いです。
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日時 9月11日(日)
場所 大田区立田園調布中学校
団体名 一般社団法人EXPRESSION(令和4年度ステップアップ助成)
作成者 こらぼ大森 藤篠
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 本事業は、葉祥明氏(大田区在住)の作品「リトル・ツリー」の朗読やその世界観を通して、子どもたちが思いやり支え合うことの大切さを学び、自分たちの住む地域での交流を深めながら、その魅力を広く発信するものです。

☆当日のプログラムは

 見学させていただいた日は、9月25日(日)の発表会に向けての貴重な練習日でした。
 朗読や合唱に参加するメンバーは、小学生から80代と幅広く、参加者は30名を超えた、まさに「地域活動」となっていました。その指導はプロフェッショナルな講師が担い、時に厳しくも温かい言葉で皆さんへ指導されていました。
 印象に残ったのは、思いを言葉に託して伝えることの大切さを繰り返しお話されていたことで、それはこの団体のミッションでもあり、コミュニケーションが希薄化している現在、大変重要なことだと思います。

☆シャイン・オン・キッズとの協働で

 さらに、当日は認定NPO法人シャイン・オン・キッズのメンバーと協働して、子どもたちがOriHimeを使って重い病気と闘っている2人の子どもと交流を持つプログラムが実施されました。
 OriHimeを通してともに歌い、話している相手が、同じような年齢でありながら自分と全く違う状況にあることを認識しつつも、明るく誠実に交流する子どもたちの姿に感動しました。
 シャイン・オン・キッズのメンバーが子どもたちに伝えた、「重い病気で入院しているからといってかわいそうな存在だけではない」という当事者の言葉を受け取ることができたこと、小児がん経験者の人たちが作った曲「ぼくらはひとつ」を手話も取り入れてOriHimeの向こう側の友だちと歌えたことは、子どもたちにとって貴重な経験になったと思います。
 コロナ禍にあって、集会を持つことは多くの配慮を伴いますが、感染対策も万全にとられていました。

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この情報は、「大田区役所 地域力推進課 区民協働・生涯学習担当」により登録されました。

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