被災時クッキング 保育士会向け講座 第4回(2019年9月10日)
公開日:2019年12月19日 最終更新日:2022年11月18日
タイトル |
被災時クッキング 保育士会向け講座 第4回(2019年9月10日)
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詳細
 今回で4回目になる”被災時クッキング”
テーマは「暑さ対策」
電気、ガス、水道が出ない中で、停電でエアコンも使えない夏は特に、食材が腐りやすく、不衛生な環境が想定されます。菌を寄せ付けないためにも、被災時は加熱調理と同時に、生ごみやトイレ対策、汚物の処理が大切です。
今回は、乾燥させる生ごみ処理の方法や、冷蔵庫の食材を腐らせないためのアイデアなどを紹介しました。
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 被災後は、生ごみや汚物を自宅で安全に保管することを提案
写真は120世帯のマンションの週一回のゴミ量
被災時には生ごみだけでなく、汚物のゴミも出てくることが予想されます。
集積所やゴミステーションに生ごみが放置されると、腐敗が進み悪臭と同時に、カやハエ、ゴキブリ、ネズミなどを呼び込んで、益々不衛生な環境になっていきます。
まち丼では、生ごみや汚物ゴミは、処理剤などを使って、自宅保管を提案しています。
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 生ごみの乾燥処理の提案
茶殻やコーヒー殻、野菜くずはネットに入れて、洗たくハンガーで吊るしたり、ざるにのせて外で乾燥させる。
食材が付いたビニール袋なども、ひっくり返して汚れた面を出して洗たくハンガーにつるして乾燥させる。
食材の生ごみは風に当てて水分を飛ばし、太陽に充てることで殺菌効果が期待できます。ゴキブリなどが寄ってくる前に乾燥させましょう。 |
 会を重ねる度に、備えが充実
「被災時クッキング」講座に参加する度に、少しづつ備えを進めている皆さんです。
お仕事、子育てに忙しいお母さん、お父さんを”まち丼”は応援してます!
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 乾物の具材だけで作った味噌汁
ワカメの入れすぎに注意!
汁を吸ってしまいました。 |
 初チャレンジのチヂミづくり
小麦粉:片栗粉=6:4の割合で水で溶いで柔らかめのルーを作り、乾物類や乾燥野菜、缶詰類、根菜類などの食材を入れて焼きます。
おつまみ替わりになると、好評でした。
牛乳パックをまな板に
牛乳パックを洗って、開いたものをまな板替わりに使って、チヂミを切りました。
使った後は洗わないで捨てられるので、普段でも重宝します。 |
 チヂミ
・チーズとカニカマのチヂミ
・ジャガイモとコーンのチヂミ
・縮緬雑魚ときりイカのチヂミ
・乾燥野菜(ほうれん草)とツナ缶のチヂミ |