第24回「震災対策技術展」横浜 2020年2月6日~7日
          
            公開日:2020年04月08日 最終更新日:2022年11月18日
            
            
          
  
  
  
  
  
  
    
    
    
      
    
  
    
    
    
      
    
  
    
    
    
      
    
  
    
    
    
      
    
  
    
    
    
      
    
  
    
    
    
      
    
  
    
    
    
      
    
  
    
    
    
      
    
  
    
    
    
      
    
  
    
    
    
      
    
  
  
    
    
    
      
          
            
      
        
        
          
              
            
                | タイトル | 第24回「震災対策技術展」横浜 2020年2月6日~7日 | 
          
        
          
        
          
        
          
        
          
        
          
        
          
        
          
        
          
        
          
        
          
        
          
        
          
        
          
        
          
        
          
        
          
        
          
        
          
        
          
        
      
    
            
          
    
  
    
    
    
  
    
    
    
  
    
    
    
      
          詳細
      
          
            
      
        
        
          
          
          
          
          
          
          
              
                |  「震災対策技術展」横浜 で災害対策研究会の研究員として、まち丼・マンション生活研究会代表の釜石徹が、マンション向け防災対策の講演を行いました 
 
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                |    会場は一杯に・・   
 マンション関係の企業の方に加え、管理組合の理事長や理事の方など、マンションにお住いの皆さんも参加され、会場は立ち見が出るほどに一杯になりました。
 
 
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                |   首都直下地震はどこで起きても、震度6強の可能性が・・  
 阪神淡路大震災の被災地
 
 神戸 尼崎 西宮 芦屋 伊丹
 宝塚 明石 淡路
 で、320万人が被災しています。
 
 大田区70万、世田谷区90万、目黒区28万、川崎市145万
 だけで合計333万人です。
 
 首都圏で震度6以上になる地域の人口は2200万人です。
 
 首都直下地震が起こると、阪神淡路大震災の10倍から20倍の住民が被災します。
 
 
 
 
 
 
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                |   電力の被害から学ぶ  
 2019年9月の台風15号で、千葉県の東京電力の鉄塔2基が倒れました。
 
 千葉県では1か月以上の停電が続いた地域もあり、10月の台風19号で被害がさらに長期化しました。
 
 どのような災害でも、電気に頼る生活システムは弱点になります。
 
 代替エネルギーの確保や、仕組みが問われています。
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                |   東電の被害想定  
 東京の電力は東京湾岸にある火力発電に頼っています。
 
 巨大地震が起きれば、湾岸は液状化や測量流動で崩れやすい場所です。
 
 湾岸に設置されている火力発電が被害にあうと、電力の復旧は長期化することが予想されています。
 
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                |   エレベーター閉じ込め対策訓練の様子  
 釜石氏のマンションで10年前から行っている訓練です。
 
 強い地震と共に、エレベーターが最寄り階で扉が開く場合と、階の途中でエレベーターが止まってしまい閉じ込め状態になる場合があります。
 
 閉じ込められた場合には、エレベーター会社の方が来るまで、何も出来ない状態になります。
 
 危険が伴うため、エレベーター会社としては簡単には訓練の要望に応じてくれません。そこで、エレベーター会社と誓約書を交わした上で、毎年、エレベーター会社の指導の元で、扉を開ける訓練を行っています。
 
 マンションごとにエレベーターの機種や、扉の開閉方法など条件が違います。
 それぞれのマンションで、閉じ込め被害を最小限に止どめるため、訓練を行うことを提案しています。
 
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                |   排水管損傷状態チェック  
 被災後、トイレの排水管が破損しているか、水が流せるか見た目だけでは分かりません。そのような時のために、トイレの排水管損傷状態をチェックする実験を、住民と一緒に行いました。
 
 《トイレの排水管チェック方法》
 
 ・トイレの汚水桝のマンホールを開けておく。
 
 ・色のついた粉剤とピンポン玉のような球体をトイレに投入し、水を流す。
 
 ・汚水桝に球体と色のついた液体が流れてくれば、破損は無いと判断でき、被災時でもトイレを使用できます。
 
 *水道水が出ない時は、お風呂の残り湯を流すなどで対応しましょう。
 排水管が無事でも水の確保は厳しいので、流さないトイレグッズの準備もしておきましょう。
 
 
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                |  マンションの防災対策関連図   
 ”まち丼”がマンション地震対策のワークショップを行い作成した図です。
 
 ①被災後の人的被害と、マンションのインフラ・建物・設備の被害を整理します。
 
 ②被災後の対応を個人とマンション全体で分けて整理します。
 被災後30分、1時間、3時間と時間で必要な対応を出します。
 
 ③マンションの被害が見えてくるので、被災前に備えについて検討をします。
 
 ”まち丼”は各マンションで、こうしたワークショップを行うことを提案しています。
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                |   マンション防災スマートシート  
 ①マンションの防災全体を1枚の紙で表現しています。
 
 ②「自助」と「マンション共助」を明確にしておきます。
 
 ③被災直後から1~2日間の活動を対象に出します。
 
 ④災害対応組織の構成、役割、行動を明確にしておきます。
 
 ⑤発災時はその場にいる人たちで対応可能にしておきます。
 
 ⑥以上の検討が出来れば、防災訓練で行う課題が見えてきます。
 
 ⑦自分たちで作成することで誰もが対応できる体制をつくることが出来ます。
 
 *被災直後の対応が速やかに行えるよう、スマートシートをマンション内に掲示しておくことを提案しています。
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                |   災害対策研究会ブースにて  
 講座終了後、参加者の皆さんがブースに来て、釜石と情報交換や交流をしました。
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