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拡大定例会第8弾「小児性愛という病・・・それは、愛ではない」ご報告

公開日:2020年01月13日 最終更新日:2022年11月18日

タイトル 拡大定例会第8弾「小児性愛という病・・・それは、愛ではない」ご報告

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参加者の皆さまにご記入いただいた感想をご報告いたします。
(※文字数制限があり一部のご報告となり申し訳ありません)

〇“小性犯罪”“性暴力”“ちかん”“様々なハラスメント”…“いじめ””DV”被害者と加害者が生まれるこれらの行動が起こってしまう原因や背景をもっともっと社会全体で考えていかないといけないなと感じました。小学生の子を持つ親として色々考えさせられました。

〇性犯罪の加害者は単に自分の欲求やストレスのはけ口でするのであって身勝手な人、と思っていましたし、お話を伺ってもまだ頭の中が混乱しています。小児性愛障害という言葉を今日初めて知り、本人にもどうしようもなく困っているようでもある。でも、またやってしまう、とあきらめている?これは困るのは発達障害等と違って自分ではなく被害者の方だからなのか…とても難しい問題だと感じます。痴漢バッチも目からウロコでしたし、斉藤先生のように寄り添って研究して、プログラムを実践してくださる方に感謝です。欲張らずに少しずつ勉強させてもらいたいと思いました。

〇自立支援センターの運営に携わると、委託書に書かれていない事象に気づかされる。しかも時間が経ってから従来の漫然とした取り組みでは駄目であると感じる。正しいアセスメント(?)エビデンスに基づいた処遇が求められることを痛感した。重ねて処遇に関することについて話が聞きたい。

〇「子どもへの性犯罪」というとどうしてもマイナスなイメージがありました。ただ、支援者のもつイメージが悪いままであったら再犯につながると分かりました。新潟の事件でも、あのようなことを犯してしまう前にも性犯罪の加害者だったとニュースで聞きました。もし初犯の時にしっかり支援ができていれば、防げることだったのかなと感じました。難しい問題ではあるけど、その人の成育歴を含めた支援を勉強しなければと思いました。なかなかこのテーマの研修は参加したことがなかったのでとてもいい経験となりました。生活困窮者と犯罪 生活困窮児童などのテーマに関心があります。

〇現場で治療に当たられている方の声をお聞きする貴重な機会でした。「加害者臨床」として「常に被害者が背景にいることを意識する」という言葉が印象に残りました。

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