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(10周年会員アンケート10) 会の設立と運営の礎  加藤 芳夫

公開日:2024年05月15日 最終更新日:2024年05月15日

11加藤芳夫
アンケートの最後は、当会の発足から会長を務めていただいている加藤芳夫さんです。会員をまとめる包容力と議事を的確に表現する板書は素晴らしいです。

●入会のきっかけ・動機は?
東日本大震災発生直後でもあり、防災意識が高まっていた時期に、防災関係の区民向け講座の企画・運営募集に応募し区民10名程度で2回の連続講座を担当した。様々な専門家や被災者、支援者などの話に関心が高まり講座終了後も多くの参加者や企画者などが継続的な活動を望まれたため、会設立に向け初期から関わった。

●創立時、どのような会になる(したい)と思っていた?(創立メンバーの方)
 当初は、担当した講座内容の記録や公開が重要と考え、最優先にCDにまとめ上げた。
多様な経歴をもつ会員が多く、相互に刺激し合い、現実の生活レベルに合った活動内容になったと思う。訪問先も防災施設や研究者訪問などのフィールドワークも多かった。特に地域密着が重要と考え、身近な特別出張所や小学校、保育園などで講座実施も多数行ってきたことや、会の関心事の巾も拡がったが、地域中心の考えが基本にあると思う。

●あなたにとって、会はどんな場所?
 会員皆さんがそれぞれの立場で防災に関心を持ち楽しめる時空間でありたい。また、人のつながりを拡げられる場であって欲しい。

●いちばん印象に残っている活動は?
 東大キャンパスで、防災の専門家であられる廣井悠准教授(現: 教授)から当会向けのセミナーを研究室で行っていただき、キャンパス案内や食堂を使用したこと。(同様に慶應大学キャンパスにも吉川肇子教授を訪ねました)

●会の風土・運営についての感想は?
 異なる立場での第一人者がフラットな立場で、同じ空間をシェアし、一緒に行動できること。そろそろ前線から一歩引いて、皆さまに追いつけるよう努力していきたい!!

●会以外での活動
・2010年の「六郷用水の会」設立以降、生涯学習関係の講座企画・運営などをメインに、地域活動を暮らしの中心として、10数年となる。特に、2011年東日本大震災発生直後は防災ボランティア・スタッフとして約1年被災地支援活動を行い、価値観も経済成長から豊かな暮らしにと変化してきた。その後発生した2019年以降のコロナ感染拡大防止活動からは行動変容も必要と感じ実践してきた。
・地域活動団体の設立数は10程度を数え、並行して10数の行政委員も経験させていただいている。これらを通じ関心事も地域活動全般に拡がり仲間のつながりや多様性も意識し、現在は福祉や防災を含めたまちづくりを中心にユニバーサルデザイン、まちづくりビジョン策定など地域の多様な方々との話し合いを楽しんでいる。

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