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大分県・国東半島 ロングトレイル

公開日:2019年06月17日 最終更新日:2022年11月18日

タイトル 大分県・国東半島 ロングトレイル

詳細

 2019年4月26~29日、3泊4日で大分県・国東(くにさき)半島をめぐるロングトレイルをたどった。国東半島は、険しい山と谷が入り組み、六つの郷に多くの寺があって六郷満山と呼ばれてきた。ここでは、神仏習合で昔から峯入り修業が行われ、その道を整備してロングトレイルが設定されている。楽しみながら歩く旅ができる。全部回るには10日間は必要だが、今回は3泊4日でそのエキスをたどった。
 現地の交通機関は、貸切バスを利用した。 参加者22名
 4/26(金)午後/羽田ー大分空港~海岸沿いのホテル(泊)
 4/27(土)熊野磨崖仏~朝日。夕日観音~宇佐神宮~安心院温泉(泊)
 4/28(日)猪群山~中山仙境~湯の里(泊)
 4/29(月・祝)雨のため予定を変更/両子寺・富貴寺・文殊仙寺見学
   大分空港から帰宅
 ※下の写真は、中山仙境・スリルいっぱいの無明橋を渡る

今回は、貸切バスを利用して、国東半島を右回りで一周した。4/27は、まず、半島西側を訪ねた。熊野磨崖仏からスタート。

鬼が一日で積んだという99段の石段を上がる。

岩壁に掘られた熊野磨崖仏と対面。

磨崖仏の下で記念撮影。

県道を歩いて真木大堂(まきおおどう)に向かう。風情ある案山子がお出迎えしてくれた。

真木大堂で一休み。

古代公園を抜けて朝日観音に向かう。

荒々しい岩に、朝日観音が設置されていた。

世界農業遺産、田染荘(たしぶのしょう)を見渡す。狭い谷間に、棚田が見事だ。

朝日観音・夕日観音がある岩山。

バスに乗って宇佐神宮に行く。外宮のみ参拝したが、とても大きくて、見切れない。

今夜の宿、安心院(あじむいん)温泉から、両子山(ふたごさん)など半島中央部を見る。

4/28 きょうは半島北西部の二つのけわしいルートをたどる。ストーンサークルのある猪群山(いのむれさん)と中山仙境だ。バスが登山口まで入れなかったので、手前の真玉温泉から歩き始めたが、常盤登山口には25分で着いた。

振り返れば、海が見える。

ストーンサークル前で記念撮影。

関東ではあまり見られない「ムサシアブミ」の花もあった。

ふもとの飯牟禮神社についてほっと一息。

午後からは、中山仙境に向かった。両側が切れ落ちたヤセ尾根にクサリ場が連続する。

下が深く切れ落ちた無明(むみょう)橋を一人ずつ渡る。スリル満点だ。

まだまだクサリ場が続く。

最高点、高城(たかしろ)につく。たった317mしかないのに、りっぱな風格と展望を楽しめる。

山頂からも、急な崖をクサリに頼って下山した。中山仙境下山口に無事到着。こちらからは登らないよう、わざと「下山口」と大書してある。

最終日4/29、雨のため、予定していたトレイル歩きを中止し、バスでお寺巡りをした。まずは、両子寺。

次は、古い歴史をもつ富貴寺(ふきじ)。

富貴寺の大堂は、近畿地方以外には少ない平安時代の建築が今に残る。

行入(ぎょうにゅう)ダムを、傘をさして見学。昼食はバスのなかでとった。

今回の最後、文殊仙寺(もんじゅせんじ)。本尊の文殊菩薩は秘仏で、12年に一度だけ、御開帳される。ここで旅を終了し、大分空港から帰途についた。

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