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ガールスカウト 在宅防災を楽しく学ぶ

公開日:2025年12月14日 最終更新日:2025年12月18日

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2025年11月30日、池上会館3階調理室で、節水・節ガス、あるもので何とかすることをテーマに防災ワークショップが開催されました。参加したのは、ガールスカウト東京都第7団、59団、64団のメンバー34人です。このイベントは、ガールスカウトからの依頼を受け、NPO法人大森コラボレーションが仲介し、当会の3名が講師を務めました。若い世代に、地域の安全を考えてもらう貴重な機会となりました。

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最初のプログラムでは、地震が起きても命を守り、怪我を防ぐ方法や在宅避難の重要性について、クイズ形式で学びました。参加者は楽しみながら考え、日常生活の中でどのような備えが必要かを改めて意識することができました。

 

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次に取り上げられたのは災害時のトイレ問題です。段ボールと凝固剤を使った簡易トイレを実際に作り、非常時に欠かせない工夫を体験しました。普段は意識しにくいテーマですが、実際に手を動かすことで理解が深まりました。

 

 

 

 

 

 

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続いて行われたのは災害時の食事づくりです。レシピはなく、各班ごとに、くじ引きで手に入れた食材を使い、調味料を工夫してスパゲティとサラダを作りました。スパゲティは、事前に水に浸しておくことで少ない水で短時間に茹でられる工夫が紹介されました。サラダは調理バサミを使い、まな板を使わずに缶詰やポテトチップをポリ袋に入れて混ぜ合わせるという簡便な方法で作られました。さらに、牛乳パックを切って皿やスプーンを作り、ラップをかけて再利用できるようにする工夫など、参加者は限られた資源を最大限に活用する知恵学びました。

 

 

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ワークショップの最後には、参加者から多くの感想が寄せられました。「思ったより簡単にできたので、大地震が来た時の対応に自信がついた」「こんなに簡単に美味しいものができるとは思わなかった」「建物の強度だけでなく、地盤も調べなければいけないと思った」「防災を楽しく学べてよかった」など、学びと気づきが多かったことがうかがえます。若い世代の方と、在宅避難避難の知恵と技を共有する良い機会となりました。

 

 

 

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