大田区区民活動情報サイト オーちゃんネットお知らせ協働の広場チャレンジプラス助成事業「生きづらさ・引きこもり支援の地域ネットワーク構築事業」 へ参加させていただきました。

チャレンジプラス助成事業「生きづらさ・引きこもり支援の地域ネットワーク構築事業」 へ参加させていただきました。

公開日:2020年12月03日 最終更新日:2022年11月18日


 2020年9月26日(土)大田区民ホール・アプリコで
 行われた、おおた福祉士会さん主催の
『事業紹介&居場所イベント』へお邪魔いたしまし
 た。


 この事業は令和2年度地域力応援基金
 チャレンジプラス助成に採択されています。



80代の親が50代の子どもの生活を支える「8050問題」という言葉を最近よく耳にします。

その背景にあるのは引きこもりの問題です。
引きこもりが長期化した結果、親子が社会的に孤立し、
生活に支障をきたす状況となり、より深刻な状況に陥ってしまいます。

今回参加させていただいた事業は、引きこもり状態にある方々を地域の多様な団体や人々で支えるためのネットワークを作り、支援体制を広げることを目的としたものです。


イベントは2部構成で、
1部は支援する側の紹介(支えるためのネットワーク構築団体紹介)、
2部は当事者のための映画会となっていました。


初めに、代表の生駒さんからご自身の自己紹介
とともに社会福祉士とは?やこの事業についての
説明がなされ、実施意義や解決のために必要なこと、
将来のイメージが参加者へ共有されました。
  
  次に、ネットワークを結ぶための連携・協働団体の紹介がされました。
  当事者の家族団体、
  居場所づくりや就労支援をしている団体、
  カフェを運営する団体、
  ネットワークを作るためのノウハウを持つ団体など
  地域で活動する多様な6団体が紹介されました。


引きこもり状態の方々への支援のためには、多くのチャンネルが必要で、当事者にたくさんの選択肢を用意することも重要なのだと感じました。











特に印象に残ったことは、
生駒さんが「信頼関係を構築ながら事業を進めることがとても重要である」とおっしゃっていたことです。
当事者と支援者、支援者同士、いずれででも信頼関係が築けてこそ、各々の専門性を活かした押し付けや思い込みでない支援ができるとのことでした。

コロナ禍であり、イベントの開催には多くの配慮が必要で、労力を使われたことと思います。
その甲斐があって当日は、あいにくの雨にも関わらず、多くの方が足を運ばれていました。

今後も動物カフェなどの当事者へ向けた事業や一般向けの啓発事業としての学習会を実施予定だそうです。
まずは、参加して一歩踏み出す、または知ることから始めてみませんか?

重要で大きな課題に取り組まれておられるので、活動を継続していただけるよう応援したいと思いました。


おおた社会福祉士会については、以下のページをご覧ください。

http://genki365.net/gnko05/mypage/index.php?gid=G0000116

                        (こらぼ大森情報交流室Ⅰ 藤條)

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この情報は、「大田区役所 地域力推進課 区民協働・生涯学習担当」により登録されました。

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