大田区区民活動情報サイト オーちゃんネットお知らせ協働の広場【レポート】チャレンジプラス助成「おおた地域見守りネットワーク」

【レポート】チャレンジプラス助成「おおた地域見守りネットワーク」

公開日:2025年09月24日 最終更新日:2025年09月29日
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区民や事業者の皆様から頂いた寄付金を活用した『地域力応援基金助成事業』を実施しています。
助成事業の実施状況確認のため、団体の活動の見学に伺いました。
この助成事業をみなさまに広く知っていただくため、レポートを作成しました。
団体活動の参考として、ご活用いただけますと幸いです。
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日 時:9月10日(水)10:30~11:30
場 所:アキナイ亭
団体名:おおた地域見守りネットワーク(令和7年度チャレンジプラス助成)
事業名:福祉職体験とSNSでの情報発信(オンライン地域コミュニティの構築)
内 容:ツイキャス配信
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福祉業界といえば、ニーズ拡大の一方で慢性的な人手不足が深刻な課題とされています。
今回伺った「みま~も」さんと言えば「高齢者見守りキーホルダー」を生み出し、
シニアの方々が住み慣れた地域で安心・安全に暮らし続けるために尽力されている団体です。
Face to faceの関係で力を発揮されてきた団体が、今回の助成事業ではオンライン地域コミュニティの構築に取り組んでいます。

当日は、誰もが無料でスマホやパソコンから生放送を楽しめるシステムによる生配信の様子を拝見しました。
30分の放送時間は、プロのラジオDJさながらの進行とゲスト2名による配信でした。
まず、介護施設長をされているゲストから施設の具体的な様子や運営ポリシー、ご自身の福祉業界へ入ったきっかけなどの話がされました。
介護という仕事のやりがいを当事者が語り、その魅力とご苦労などが現実味を持って伝わってきました。
なかなか知りえない施設の情報や介護職の魅力を現職の方から直接聞くことは、福祉職への希望者には有益であり、
そこから次のアクションへ踏み出すきっかけとなり、さらに人材の確保に繋がる可能性を感じました。

その後は、もう一人のゲストから地域のイベント情報の告知がされました。リスナーは居ながらにして情報を得られます。
また、この配信システムは配信・受信者が双方向でやり取りできるので、コミュニケーションも可能でした。
外出が困難でもコミュニティに加わることができます。たくさんの人が集う楽しい「場」となることも可能です。
このような配信事業を新たに取り組もうというバイタリティと、福祉業界の担い手不足の解消のために様々な事業を有機的につなげて計画・実施されている「みま~も」さんの素晴らしさを感じる事業でした。

レポート作成者:藤條(大田区区民活動支援施設)

この情報は、「大田区役所 地域力推進課 区民協働担当」により登録されました。

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