よく歩いた1日 大山街道第3回(ウォーキング)
公開日:2023年03月05日 最終更新日:2023年03月06日
2022年9月17日(土) 曇り
シリーズ企画・大山街道の第3回を行った。スタートは、東急田園都市線・用賀駅。あちこち寄り道をしながら、国道246号線沿いに、溝の口まで7㎞を歩いた。
台風の影響で天気が変わりやすく、蒸し暑いなかだったが、よく歩いた一日だった。
用賀駅をスタートして(右)、まず向かったのは、瀬田の延命地蔵(下)。ここは高台の道の分かれ目にある。昔の多摩川は、大雨時に足止めされたり、渡し船の発着場が変更されたりした。どこで船に乗れるか、ここで確認してから、先に進んだという。
次に世田谷フラワーランドを経由して、向かったのが瘡守(かさもり)神社。多摩川で足止めされた時に泊まる宿場には花街もでき、そこで働く女たちが病気感染からの加護を願ってお参りしたところだ(下)。
次に向かったのは、慈眼寺である。ここの参道には、江戸時代中期から残る石の道しるべ=笠付庚申塔(下)があり、大山街道の昔をしのぶことができた。
慈眼寺は、高台のふちにある。坂を下ると、多摩川の低地となり、二子玉川駅だ。高島屋でトイレを借り、多摩川べりの兵庫島公園でお弁当を広げた。
二子橋を渡ると、川崎市に入る。まずは、二子(ふたこ)宿の鎮守、二子神社に参拝(左下)。二子村は岡本太郎の母、岡本かの子の出身地で、炎のような岡本かの子文学碑があった。
このあと、商店街のなかを通り抜け、まだ1軒だけ残っている昔の料亭だった建物や、「大山街道ふるさと館」を見学して、東急/JR・溝の口駅で解散した。
(コースとタイム)用賀駅9:00~瀬田の延命地蔵尊 ~ 10:30フラワーランド ~11:00 慈眼寺~11:30兵庫島(昼食)~12:30二子神社~大山街道ふるさと館~14:30東急/JR溝の口駅
参加者16名