大山街道(第2回)
公開日:2022年06月16日 最終更新日:2022年11月18日
タイトル | ちょっと散策、大山街道(第2回)池尻大橋 |
---|
詳細
![]() 2022年4月9日(土) 大山街道をたどるシリーズ 第2回。快晴のもと、今回は東急電鉄の一日乗車券を利用して、東急田園都市線・池尻大橋駅を出発し、世田谷線・松陰神社駅まで歩きました。 |
![]() 今日は、ここからスタート。目黒川と大山街道(246号線)が交差するところにかかる「(池尻)大橋」です。 |
![]() まずは、上目黒・氷川神社にお参り。この神社は崖の上にあります。崖の傾斜をうまく使った「目黒富士・登山道」をみんなで登りました。神社の宮司さんのおススメで、下から上へ歩きました。1分程で山頂(境内)へ到着! |
![]() 次は「ふれあいの水辺」、とてもいい散歩コースです。ここから上流100mで、道は「烏山川緑道」と「北沢緑道」に分岐します。この下流が合流して、目黒川となります。私達は「烏山川緑道」を三軒茶屋方面へ。 |
![]() 春らんまん!花いっぱいの烏山川(からすやまがわ)緑道でした~ |
![]() 分岐から少し行くと、「三宿の森緑地」があります。その東屋で、新緑に囲まれてランチタイムとなりました。公園では近所の親子が、のんびり楽しそうに遊んでいました。 |
![]() 午後は、古く大きなケヤキ並木が残る「太子堂・円泉寺」へ。三軒茶屋の北側の地名を「太子堂」と言いますが、この名の起こりが、円泉寺の太子堂なんですって。 |
![]() 三軒茶屋駅から「東急一日乗車券」を使い、世田谷線で世田谷駅まで移動。ここからボロ市通り(大山街道 世田谷新宿)を歩き、世田谷代官屋敷を見学。学芸員さんによれば「屋敷は昭和40年代まで、住宅として使われていた」とのこと。土間でみんな休憩! 通り抜ける風が心地よかった。本日の大山街道歩きはここまで☆ |
![]() せっかくなので、豪徳寺と松陰神社にも寄り道しました。「豪徳寺」は、いつ訪れても静寂で、立派で、何故か「来てよかった!」と納得するお寺です。山門・墓所・仏殿だけではなく、私たちが大好きな四季折々の草木もあり、お堂の周りには日陰になった休憩場所もありました。もちろん、たくさんの招福猫児も迎えてくれます。残念だったのは、私たちが訪れた4月まで、招福猫殿が改修工事中で中入れなかったこと。きっと今ころは、新しい招福猫殿で招福猫児達に出会えるはず… |
![]() 豪徳寺から松陰神社まで歩き、参拝しました。松陰神社前駅より帰路へ。全行程6.5㎞ほどの距離でしたが、施設の中を回ったりして、よく歩いた一日でした。お疲れ様でした。 |
![]() 松陰神社(鳥居そば)に「御衣黄(ぎょういこう)」の黄緑色の花が満開になっていました。桜の一種だそうです。散策をしていると、この花のような思いがけない出会いが楽しみのひとつです。 |
![]() 【あとがき】※「池ガミ」とは…日蓮宗の寺として知られる「池上本門寺」のことです。江戸時代、多くの庶民が池上本門寺へお参りに訪れていたことがよくわかります。この道標には他に「青山道、目黒道、品川道」などの地名が彫られていました。道しるべに刻まれた地名は、当時どういう場所が栄え、どれだけ多くの人が集まったかを教えてくれます。目黒区のHPによると、目黒区内の道標で最もひん度の高い地名が「池上」であると紹介されています。 |