秩父・琴平丘陵から羊山公園
2025年4月20日(日) 15名参加
前日からJR新路線工事のため山手・京浜東北線の一部が運休となっていたが、集合時間より早く全員集まり、駅ホームで自己紹介をして電車に乗る。影森駅でトイレと準備体操を済ませ、駅から程近い大渕寺へ向かう。下見では「団体登山者通行お断り」の表示があり、心配したが顔パスであっさりOKでした。
月影堂に御参りをし、建物横から登山道に入る。いきなり登りとなるが、護国大観音像からは尾根歩き。この護国大観音は、高崎観音・大船観音とともに、関東三観音の一つといわれている。
このコース唯一の展望で、ミツバツツジはもう終わっていたが、オレンジ色のヤマツツジが景色に彩りを添えていた。
尾根歩きでもアップダウンが続き、最初の立ち休憩でメンバーから、冷えて美味しいカットりんごの差入があり、身もお腹もホッとひと息できて、感謝でした。再びアップダウンが続き、途中に昭和電工工場から入る登山口の急な階段を上から眺め、岩井堂へ向かう。
小さいながらも、岩のきわに建てられたお堂は迫力があり、岩とお堂の間を通り抜けて、修験堂へと向かう。修験堂も岩のきわに建てられているので、お堂からの登山道は鉄階段になっていて、かなりの急登。慎重に下る。コースで唯一、座って休憩ができる長者屋敷には先客がいたが、相席で早めの昼食にした。食事が終わった頃にも次々と登山者が来て、早々に席を譲り出発した。大山祇(おおやまつみ)神社を過ぎると杉林になり、伐採作業のためか新しい登山道が作られていたが、かなりの急斜面だった。車道に入り、民家近くまで行くと養蜂場が見えて、無人のハチミツ販売所があった。
ここからまた登山道に入り、羊山公園への最後の登り。なだらかな道を歩き、羊を2~3匹見ながら芝桜会場へ。正面奥に武甲山が見える谷間に色とりどりの芝桜が植えられて、目が覚めるような景色を見ることができた。
その後、羊山公園や牧水の滝を通り、西武秩父駅で解散。ちょうど池袋行きの特急電車に間にあって、時間を短縮して帰路につく事ができた。
参加された皆さん、お疲れさまでした。琴平丘陵歩きに今回は前から気になっていた芝桜も見られて楽しい山行となりました。
<行程>
影森駅9:20→大渕寺9:40→護国大観音10:00→岩井堂10:45→11:15長者屋敷11:45→13:00芝桜の丘13:45→14:15西武秩父駅着
この情報は、「大田ハイキングクラブ」により登録されました。