大田区区民活動情報サイト オーちゃんネット活動紹介自治会・町会第88回 登志子地蔵大祭

第88回 登志子地蔵大祭

公開日:2023年06月01日 最終更新日:2023年06月05日
登録元:「馬込浅間町会

登志子地蔵建立の由来

昭和10年5月28日夕方6時ごろの事でした。その日は八幡様のご祭礼で朝からお参りに行く約束を楽しみにしていた登志子ちゃん

(当時10歳)が今か今かと自宅前でお母さんの支度の出来るのを待ち侘びていました

その時敏子ちゃんの前を一人のお兄ちゃんが通りかかったのですそのお兄ちゃんは登志子ちゃんの目の前で煙草を落とし

そのまま通り過ぎていきそれを見た登志子ちゃんが「お兄さんたばこが落ちましたよ」と親切に拾い上げて渡すと

「ありがとう」と受け取りそのお礼にと言葉巧みに登志子ちゃんを八幡様へと誘ったのです。

楽しみにしていたお出かけなのでためらいながらもお兄さんの誘いについて行ってしまいました。

境内の出店や見物小屋をすっかり楽しみにました。ふと黙って出かけたお母さんが心配になる「お家に帰りたい」と

言うとお兄さんは送ってくれたのは家の方向じゃなく人気にない植木畑。今まで優しかったお兄さんが突然登志子ちゃんを

抱きかかえると畑の中へ抵抗する登志子ちゃんを容赦なく乱暴したのち殺害する夜の7時30分過ぎた頃でした。

2日後の5月30日変わり果てた登志子ちゃんを発見された。

犯人逮捕に向けて崇福寺に捜査本部置き。犯人逮捕殺害24日目でした。信じ難い残酷な事件に対し被害者の家族はもちろんのこと

地域の人々が心を一つにして2度とこのような事件が繰り返さないとの思いをこめそして登志子ちゃんの御霊が永久にお地蔵様の

化身となって世の子供たちを守って下さる事を願い崇福寺境内に登志子地蔵として建立されました。

今日も登志子地蔵は子ども達を優しい眼差しで見守ってくれてます。「金光山 崇福寺 NPO法人 馬込子まもり会)より転記。 

 

DSCF3922

 

 

この情報は、「馬込浅間町会」により登録されました。

この記事をチェックした人はこんな記事もチェックしています