昇段試験用の特訓中です
10月に東京都少林寺拳法連盟で開催される初段の昇段試験を受験する小学6年生と5年生の合計4人が、普段の練習以外の日曜日に特訓しています。この日は支部長、副支部長と、6月に初段に合格した中学1年生の初段拳士が指導のお手伝いに来てくれました。
当日の試験は技の実技試験の他、筆記試験もあります。それ以外に受験日までに宿題レポートをまとめ、試験当日に試験会場で考試員に提出しなければなりません。今回受験する4人は、約1年前から準備してきました。いよいよ受験日が迫ってきましたので、受験日までの数ヵ月間は、普段の練習日以外に土日に練習しています。支部長は毎回特別練習に指導しています。
当日の試験は基礎科目の他、構え、運歩法、捌き、受け身などからはじまり突き蹴りの他、抽出科目として入門してから1級までに習ったすべての技の中から出題されます。その他にも単独演武、組演武も審査され、当日の試験は長時間かかりかなりハードです。少林寺拳法の初段に合格して黒帯を締めるということは、そこまで大変なことなのです。
初段の資格を得るためには、東京都少林寺拳法連盟で開催される試験を受験して合格しなければなりません。東京都内にあるスポ少所属拳士は、すべてこの方法で初段を取得します。
初段受験の審査は、資格を保持した東京都少林寺拳法連盟の考試員が実施します。東京都少林寺拳法連盟で開催される試験には毎回多くの拳士が受験しますが、考試員は「試験は落とすことが目的ではない。全員できていれば全員合格、全員できていなければ全員不合格」という考えに基づき合否判定を行っています。実際に、できていない拳士は不合格になっています。
特訓はかなり疲れますが、試験日はもうすぐです。全力でがんばりましょう!
この情報は、「少林寺拳法 大田大森スポーツ少年団」により登録されました。