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そうぞく便り 相続に備える 5

公開日:2023年09月04日 最終更新日:2023年09月26日
登録元:「蒲田あんしん相談室
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1.財産(負債も)を把握すること
2.親子で内容を共有すること
3.遺言書を作ること
4. 専門家に相談すること


3  遺言書を作ること
 遺言書というと財産の分け方に焦点が行きますが、気持ちの継承について考えてみます。
 遺言書に書く内容は次の二つになります。
 ○法定遺言事項
 ○付言事項

 法定遺言事項は『財産をどのように分けるか』や『誰が祭祀を継承するか』等の法的効力を発生させる内容です。
 
 一方、付言事項は、「感謝の気持ち」や「葬儀はこんな感じでやってほしい」とか「兄弟・家族仲良くしてほしい」という
ような法的効力はないけれど、気持ちを表しておく内容です。
付言事項の内容は、法定遺言事項と同じかそれ以上に大切なことだと言えます。

例えば、財産の分け方に多少なりとも出てくる不平不満感に気を配って、どうしてそのように分けるのか、理由を書くこと
で家族の争いを防ぐことができます。
 また、葬儀の内容や納骨など希望の方法を書いておくことで、遺族が判断に困らなくて済みます。家訓の順守や家族の円満を
願う言葉も良いでしょう。なお、遺言書に付言事項を書いてもよいですが、エンディングノートを作って、じっくり書くこと
も良いでしょう。

遺言書は是非作りましょう。

この情報は、「蒲田あんしん相談室」により登録されました。

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