特訓中です
公開日:2024年06月01日 最終更新日:2024年06月03日
4月から中学生になった男子生徒が今月16日に初段を受験します。受験は東京都少林寺拳法連盟が開催する昇格考試を受けます。昇格考試は、今年は年間で9回開催されます。東京都内で練習している拳士はすべてがこの試験を受けます。ここで合格しないと初段にはなれません。
当日の試験は実技試験の他、筆記試験もあります。それ以外にも受験日までに宿題レポートをまとめ、当日受付に提出しなければなりません。今回初段を受験する生徒は、昨年末から準備してきました。いよいよ受験日が迫ってきました。今日は普段の練習日とは違う土曜日の午後に、支部長と二人で実技試験用の特別練習を行いました。
実技試験は基礎科目として構え、運歩法、捌き、受け身などからはじまり基本の突き蹴りの他、抽出科目として入門から習ってきた初段までの様々な技も出題されます。その他にも単独演武、組演武も審査され、当日の試験はかなりハードです。
少林寺拳法の初段に合格して黒帯を締めるということは、そこまで大変なことなのです。合格して黒帯を締められる拳士は実力がある証拠でもあります。また、本人はかなり自信を持てることも事実です。
昇格考試は資格を所有した東京都少林寺拳法連盟の考試員が適正な判断をもって審査を行います。東京都少林寺拳法連盟で実施される昇格考試には毎回多くの受験者が挑みますが、考試員は「試験は落とすことが目的ではない。全員できていれば全員合格、全員ができていなければ全員不合格」という考えに基づき合否判定を行っています。
本日の特別練習は普段の練習とは違い、支部長と2人だけの特訓です。途中で副支部長も来てくれました。練習時間も普段の練習日とは違い何倍も行いました。とても疲れましたが、初段受験はもうすぐです。特別練習は、受験日までにあと数回行う予定です。黒帯目指してがんばりましょう。